青年・女性協議会2021年度ステップアップセミナー体験学習会 参加者同士の交流の場に 〜人材育成の機会に〜 |
JAM甲信青年女性協議会は、JAM本部で推進する青年協活動、男女共同参画活動を受けて、労働組合の次世代を担う青年女性層のステップアップと交流を目的としステップアップセミナーを例年開催している。
今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、昨年に引き続き対面集合による開催は中止とし、その代替企画として、地区青年女性協毎に体験学習会を開催した。
体験学習会の題材として用いた「道案内ゲーム」は、情報カードの断片的な情報をまとめて、チームで1つの地図を完成させるグループワークである。
参加者は他のメンバーと口頭でのみ情報共有しながら、課題である地図の完成に向け、和気あいあいとした雰囲気の中でも真剣に取り組んだ。
参加者からは「グループワークの進めについて、みんなで協力しながら取り組めたのが良かった。」「情報を的確に伝えること、チーム全体で情報を共有する事の難しさと大切さを学んだ。」といった声が寄せられ、幹事同士の交流、また今後の組合活動を支える人材育成の機会となった。
なお、山梨地区協においては、新型コロナウイルスの感染状況が急激に悪化したことを受け、残念ながら開催中止とした。
【地区協毎の開催日と参加人数】
佐久 6月30日 7名
諏訪 7月 8日 7名
上伊那 7月13日 7名
飯田 7月14日 7名
長野 7月16日 7名
中信 7月16日 7名
情報を頼りに地図を作成する参加者(長野) 進行役の説明に耳を傾ける参加者(佐久)
作成した地図は、情報と合っている?(中信) 情報を共有、一つの地図にまとめる(飯田)
全員で地図を見て、確認中(上伊那) ワーク後の振り返り(佐久)
まもなくチームの地図、完成(飯田) チームで完成させた地図(佐久)
研修終了、お疲れ様でした。(諏訪)
JAM甲信2021年度ハート基金贈呈式 次世代育成のために 〜JAM甲信ハート基金〜 |
JAM甲信は、組合員から募金いただいた年末カンパ金を、「JAM甲信ハート基金」として、各地区協内における団体や施設に寄付を行っている。贈呈先は、各地区協持ち回りとし、本年度は「佐久地区協管内1団体」、「上小地区連絡会管内3団体」に寄付を贈呈した。
贈呈先については、「次世代育成」、「子供の健全育成」、「若年層の就労支援」を行っている団体・施設に募集をかけたところ、下記4団体へ寄付することが決定し、佐久地区協、上小地区連絡会の役員がそれぞれ贈呈先へ足を運んだ。
2021年度の贈呈先は下記の4団体
佐久地区協:2021年6月22日(火)
訪問者 依田議長、岩崎事務局長、高橋副書記長、小林オルグ
○特定非営利活動法人キッズドリーム
児童用の遊び遊具の購入資金として
上小地区連絡会:2021年7月13日(火)
訪問者 小倉代表、高橋副書記長、小林オルグ
○特定非営利活動法人たんと
子ども達が使うテーブルの購入資金として
○特定非営利活動法人夢こどもの翼
イベント発信用のプリンターの購入資金として
○上田養護学校
子ども達の教育訓練のためのパソコンの購入資金として
特定非営利活動法人キッズドリーム 特定非営利活動法人たんと
特定非営利活動法人夢こどもの翼 上田養護学校
JAM甲信第13回安全衛生交流集会 パンデミック対策BCPで社員と事業を守る 〜リスクの評価・対策を〜 |
JAM甲信は、6月11日(金)に諏訪市のホテル紅やで「第13回安全衛生交流集会」を開催し、26単組36名が参加した。安全衛生に関する意識の向上とその手法の高位平準化を図るため、例年、安全衛生交流集会を計画・実施しているが、長野県内の新型コロナウイルス感染警戒レベルが「3」(警報)(6月8日現在)であり、例年実施している工場見学・グループワークは行わず、講演会のみの開催となった。
講師に高橋経営技術研究所代表で経営コンサルタントの高橋亙氏を招き、「パンデミック対策BCPで社員と事業を守る」と題し、講演を行った。高橋氏の職歴は製造会社において生産技術の分野などで24年の勤務を経て、1998年4月に高橋経営技術研究所を開業した。中小企業診断士の資格を有し、中小企業等への経営・技術支援、商工団体等への経営相談、創業支援等を行っている。
講演の中で高橋氏は、「企業におけるBCPの策定では、準備する内容として優先すべき重要業務の選定と、遂行するための要員を予め特定しておくことが必要である」「コロナ禍の状況における新しい生活様式を実践していくうえで、手順をしっかり守るプロセスは、労働災害発生の抑制にもつながり、とても重要である」と説いた。また、感染予防の周知に当たってはイラストを掲示するなど、見える化による意識づけも効果的であることが紹介された。
適切なタイミングと内容での対外的発表、来訪者管理の徹底など、新型コロナウイルスの企業における具体的な対応策も非常に参考になるものであった。様々なリスクに対し、評価・対策を講じることは、継続的な企業活動を行う観点から非常に重要である。参加者からは「新型コロナウイルスについては、タイムリーな内容であり、自社でも導入できそうな内容と感じた」「BCPについて、実例や決まり事を中心に説明があり、知見を深めることができた」など感想があり、今回の講演を参考に、企業におけるリスク管理の重要性を理解する機会となった。
毎年6月は、7月の安全衛生週間に対する準備月間となっている。安全を第一に、JAM甲信では引き続き様々な活動を通じて、その重要性を周知するとともに安全衛生活動を一層推進していく。
中村安全衛生部長より挨拶 JAM安全イラストコンクール入選・佳作
(NTN労組長野支部)
高橋氏よりBCP対策について学ぶ 質問をする参加者
JAM甲信2021年度男女参画セミナー 多様で柔軟な働き方に向けて 〜様々な人材の活用を〜 |
JAM甲信男女参画委員会と青年女性協議会は、2021年4月10日(土)に、岡谷市のライフプラザマリオで「男女参画セミナー」を開催し、山梨・長野から女性16名を含む25単組64名が参加した。2020年度は、新型コロナウィルス感染予防のために各種行事やセミナーが中止となってきたが、2年ぶりの男女参画セミナーとなった。
今回の参画セミナーは株式会社東レ経営研究所でダイバーシティ&ワークライフバランス推進部長の宮原淳二氏を講師に招き、「働き方改革の推進〜多様性を活かすこれからの職場とは〜」と題し講演を行った。
宮原氏は、株式会社資生堂に入社後、人事労務に関わり、男女共同参画、ワークライフバランスの分野で中心的な役割を担い、また、2011年に現在の東レ経営研究所に転職後、内閣官房「暮らしの質向上」検討会座長、文科省中央教育審議会・専門委員、厚生労働省委託事業「短時間正社員制度研究会」委員、経団連「少子化対策委員会」委員、国立市・男女平等参画有識者等を歴任し、男女平等参画と、多様性推進の啓蒙を行っている。宮原氏は「少子高齢化の社会において、女性活躍支援、高齢者活躍支援など、日本は多様性推進を進めていかなければならない。これからの働き方は、そうした変化に許容していくことが大切」と説いた。
参加者からは「時代に合った働き方、多様で柔軟な働き方で、気持ち良く働ける環境を作らなければならないと感じた」、「女性の活躍できる企業になるには、企業風土や管理職の変革が必要だと感じた」など感想があり、時代とともに働き方や、意識を変革して行く必要があることを学ぶ機会となった。
JAM甲信男女共同参画委員会は年一回、男女共同参画に関するテーマでの講演会を実施し、職場や労働組合の男女共同参画社会実現に向けた取組みを行っている。
また、今年も、青年女性協議会主催で、フードドライブを併設で実施した。フードドライブとは、自宅や企業で余剰となっている食料品を集め、NPO法人フードバンク山梨、フードバンク信州へ送り、支援を必要としている施設、団体、個人宅へ届ける活動で、参画セミナー参加者に呼びかけ、多くの食材が集められた。青年女性協議会では、その後、食料品の仕分けを行い、山梨、信州へそれぞれ寄贈した。
池田男女共同参画委員長より挨拶 宮原氏より多様性を活かす職場を学ぶ
質問をする参加者 青年女性協活動を紹介する塚本議長
宮原講師を囲んで男女共同参画委員会のメンバーで記念撮影
フードドライブにご協力を! 食材の仕分け中
JAM甲信2021年度個別賃金研修会 個別賃金の必要性を理解しよう 〜JAM大阪の事例に学ぶ〜 |
JAM甲信は、2020年11月14日(土)岡谷市ライフプラザマリオで、12単組21名の単組役員を集め、個別賃金研修会を開催した。
最初に、高橋副書記長より「個別賃金の考え方」について講義があり、JAM甲信内の単組の実態についても報告がされた。その後、JAM本部組織グループ木村拓志氏より、実際に個別賃金を分析し、会社へ要求し改善が図られた事例の報告がされた。木村氏は、本部に異動になる前はJAM大阪のオルガナイザーで、担当する単組へ個別賃金要求の指導を行ってきており、分析方法や、組合の要求方法や、その後の結果が説明がされた。その後、基本的な個別賃金の考え方を踏まえて、参加者自身の単組の賃金ブロットをそれぞれで分析をし、自単組の課題や目指すべき水準について、理解を深めた。
参加者からは、「自単組の賃金データのプロット図を見て分析することができた」、「個別賃金の考え方と必要性が理解できた」などの感想が寄せられた。
JAM甲信では、平均賃上げ要求をする単組が圧倒的に多いが、個別賃金の手法を使った自単組の分析をしっかり行い、春闘要求に生かしてもらうために、引き続き個別賃金研修会を実施していく。
挨拶をする木村副委員長 本部・木村氏より個別賃金の考え方を学ぶ
参加者全員で。お疲れさまでした。
JAM甲信2021年度広報セミナー 教宣活動としての広報紙づくり 〜見出し付けにも工夫を〜 |
JAM甲信は、2020年11月7日(土)岡谷市ライフプラザマリオで、JAM甲信の教宣部員並びに、単組の広報担当者である、3単組4名の単組役員を集め、2021年度広報セミナーを開催した。
本セミナーは初級編であり、午前中は講師である佐野組織部長から取材の仕方、文章の書き方とその見出しの作り方、写真の撮り方や構成に至るまでの基本的手法が説明された。その後、合同演習として今まさに進行中である「広報セミナー」を題材に、"5W1H"に沿った文章の構成を受講者全員で体験した。
午後は、新たに2 つのテーマに沿って受講者それぞれに広報紙を制作した。1 つ目のテーマは「広報セミナー」とし、受講して感じたことをまとめて記事にした。2
つ目のテーマは別フロアで同時開催されている「単組役員研修会U経営分析のすすめ」、開催現場へ実際に出掛け、講師や研修会参加者のインタビューや会場の写真撮影も体験した。
広報セミナーの受講者からは「見出し付けは難しいがしっくりくるとわかりやすくなる」、「5W1Hの文書の書き方が参考になった」などの感想が寄せられた。
佐野組織部長より広報のイロハを学ぶ 単組役員研修会の参加者に取材をする受講者
制作した広報をバックに参加者全員で。お疲れさまでした。
JAM甲信2021年度第2回単組役員研修会 経営状況を分析し 会社との協議・交渉に生かそう! |
JAM甲信は、2020年11月7日(金)岡谷市ライフプラザマリオで、14単組28名の単組役員を集め、2021年度第2回単組役員研修会を開催した。第2回目の研修会では、高橋副書記長より「経営分析のすすめ」と題した経営分析に関する講義があり、経営指標の見方、分析方法について学んだ。労働組合は企業運営の両輪として、しっかり現状をとらえ、労使が真摯に協議し対応することの重要性が語られた。その後、例題の企業の経営指標を元に経営分析を実際に行い、参加者同志で分析結果の報告を行い共通認識を持った。参加者からは、「売上だけでなく、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の見方がわかることで、企業の現状と将来が見えるようになった」「組合として会社と協議するためにはきちんと理解しておく必要があることがわかった」などの感想が述べられ、有意義な研修となった。
JAM甲信では年3回単組役員研修会を開催しており、2021年1月30日には、より実践的な「春闘交渉の進め方」について学ぶ、第3回単組役員研修会を開催する予定となっている。また、JAM甲信では、単組のニーズに合わせた出前研修も実施しているので、活用をお願いしたい。
高橋副書記長より経営分析について学ぶ 真剣に講義を聴く参加者
参加者全員で。お疲れさまでした!
JAM甲信2021年度共済推進全体会議 労働組合の3本の柱! 積極的な共済推進を! |
JAM甲信2021年度第1回単組役員研修会 組合活動の基礎知識を学び 積極的に行動しよう! |
JAM甲信は、2020年10月3日(土)岡谷市ライフプラザで、14単組30名の単組役員を集め、2021年度第1回単組役員研修会を開催した。単組役員研修会は毎年、年3回開催しており、第1回目のこの研修会では、新たに執行部になった単組役員を中心に、リーダーの心構えと賃金制度の入門編を学んだ。今年は、新型コロナウィルス感染対策のため、募集人数も30名と絞り、3密にならないようなレイアウトで対策を取り、また、毎年講義の後で行っていたグループワークを実施せず、座学のみの研修会となった。
冒頭、武田委員長が挨拶で「研修で学んだことを生かし、組合活動へ活かして欲しい」とエールを送った。午前中は佐野組織部長より「単組役員の任務と心構え」について講義があり、労働組合の基礎から役員になった今の心構えについて講義を受けた。午後は櫻井書記長より「賃金について(入門編)」と題し、賃金制度の仕組み、賃金体系の考え方等、労働組合として会社と交渉するうえで、必要な知識を研修した。
参加者からは「新執行委員としての心構えなど、活動をする上で基礎から知ることができて良かった」、「賃金の考え方は、学ぶ機会が少なく詳しく知ることができた」、「交渉する上で、経営側の視点で見る必要があるということが理解できた」との声が聴かれた。
JAM甲信は、今年度は11月7日に「経営分析」を中心に第2回単組役員研修会を、また、11月14日に「個別賃金に関する学習会」、2021年1月30日に「春闘交渉の進め方」について第3回単組役員研修会を開催する予定となっている。積極的な参加をお願いしたい。
また、JAM甲信では、単組のニーズに合わせた出前研修も実施しているので、活用をお願いしたい。
エールを贈る武田委員長 役員の心得を説く佐野組織部長
真剣に講義を聞く参加者 櫻井書記長より賃金の仕組みを学ぶ
参加者全員で。お疲れさまでした!
JAM甲信第22回定期大会 課題解決に向け、力を合わせて頑張ろう! |
JAM甲信は、2020年9月11日(金)JAM甲信第22回定期大会を、上伊那郡箕輪町の伊那プリンスホテルで代議員を含めて、64名を集め開催した。今年は新型コロナウィルス感染症が世界中に猛威を振るう中、感染予防対策のため、来賓をお招きせず、また、代議員も2名以上の単組においては委任状を提出いただく中で、人数を絞った異例の開催となった。
冒頭、武田委員長は「新型コロナウィルスの影響を受け、経営者側の先行き不透明なことを理由として、2020春闘は賃上げ・一時金共に昨年を下回る結果となった。また、生産量の調整による一時休業を余儀なくされ、雇用調整助成金の活用で多くの仲間が凌いでいる状況である。また、2019年10月の台風19号による、組合員、加盟単組の企業の水害被害など、全国でも災害が頻発している。備えをしながら共に助け合う活動をしていこう。」と挨拶した。2020年度活動報告、2020-21年度運動方針・補強(案)などが承認され、2021年度の活動がスタートした。参加者は、情報を密にしながら課題解決に向けて取り組んでいくことを改めて誓い合った。
武田委員長の挨拶 JAM安河内会長のビデオメッセージ
青年女性協議会の活動報告をする塚本議長 JAM機関紙コンクールビラ部門・特選
(NTN労組長野支部)
新年度運動方針補強案を提案する櫻井書記長 退任の挨拶をする小林前副委員長
就任の挨拶をする藤井執行委員 就任の挨拶をする上田副委員長
一致団結をしてガンバロー!
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長野県諏訪郡下諏訪町南高木10616-66
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