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JAMは機械・金属産業を中心とする産業に働く仲間が結集する産業別労働組合です。

トピックス2026TOPICS 2026

活動報告

2026年度春闘研修会
要求組立に組合員の声を!!

 JAM甲信は、2025年11月22日(土)岡谷市ライフプラザマリオで、18単組33名の単組役員を集め、2026年春闘研修会を開催した。近年、過年度物価上昇分を踏まえた要求作りと交渉を方針に掲げていることや、企業によっては決算月が変更となったことでより早い春闘の取り組みが必要となった状況もあり、昨年よりこの時期に春闘研修会を開催している。
 講師を務めた佐野書記長は「2025春闘はJAM発足以来、最高水準の賃上げを獲得できた。一方で、大手と中小の規模間格差は、さらに拡大した。2026春闘は、組合員との対話、あるべき賃金水準、価値を認め合う社会への実現にこだわり、物価上昇に負けず生活向上を実感でき、様々な格差を是正する賃上げに取り組む必要がある。JAM甲信としても、2014年春闘からの12年間の累計で4万円を超える改善分の獲得を実現した単組がある。職場討議で組合員の声を拾い、要求することが重要である」と説いた。
 その後のグループワークでは、参加者がこれまでの自単組での春闘の取り組みを報告し合った後、2026春闘に向けて改善分と是正分の見出し方について確認し合った。参加者からは、「春闘の情報をいち早く入手する機会となって良かった」「グループワークの中で、他単組の方の話を聞けて、根拠などをどのように考えるか知れた。26春闘に活かしていきたい」「26春闘は厳しいとの意見が多く上がったが、今回の研修会のデータなどを基に要求案をしっかり組み立てて、要求をしていきたい」などの感想が述べられ、有意義な研修となった。

     
  冒頭の挨拶を行う櫻井副執行委員長          あるべき水準の確認の重要性を説く佐野書記長

     
  講義に耳を傾ける参加者                 グループワークを行う参加者

     
  グループワークを行う参加者               グループワークの報告を行う参加者

     
  春闘勝利の団結ガンバロー!!               参加者全員で。お疲れ様でした!!

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2026年度広報セミナー
5W1Hの文章構成が重要!!

 JAM甲信は、2025年11月15日(土)岡谷市ライフプラザマリオで、JAM甲信の単組の広報担当者である、3単組3名の単組役員を集め、2026年度広報セミナーを開催した。
 本セミナーは初級編であり、午前中は講師の小林副書記長から写真の撮り方、文章の書き方とその見出しの作り方、取材の仕方や構成に至るまでの、広報紙作成の基本的手法が説明された。
 講義の中では小林副書記長から「記事を書く上で5W1Hは基本であり、その中でも『誰が』『どうした』の記載について、特に意識してみよう」と構成を考えて文章を書く重要性が語られた。その後、合同演習として進行中であった「広報セミナー」を題材に、ポイントを確認しながら受講者全員で学びながら実践した。
 午後は、受講者それぞれが広報紙を作成した。1つ目のテーマは「広報セミナー」とし、合同演習の内容を参考に、各自が記事にした。2つ目のテーマは参加者同士で取材をし合い、参加者紹介の記事を作成した。3つ目のテーマは別フロアで同時開催されている「単組役員研修会Ⅱ経営分析のすすめ」とし、開催現場へ実際に出掛け、講師や研修会参加者への取材、会場の写真撮影も体験した。
 広報セミナーの受講者からは「文章の構成や読み手にとって読みやすい広報づくりが大切だと理解できた」、「記事を書くうえで、文章の構成などをあまり意識していなかったので学べて良かった。今後、活用していきたい」などの感想が寄せられた。

     
  記事作成に取り組む参加者                見出し作成に取り組む参加者

     
  お互いに取材をし合う参加者               講師に取材を行う参加者

     
  受講者に取材を行う参加者                参加者全員で。お疲れ様でした!!

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2026年度第2回単組役員研修会
組合員の為に経営分析を!!

 JAM甲信は、2025年11月15日(土)岡谷市ライフプラザマリオで、18単組29名の単組役員を集め、2026年度第2回単組役員研修会を開催した。今回の研修会では、佐野書記長より「経営分析のすすめ」と題した経営分析に関する講義があり、財務諸表の見方、分析方法について学んだ。佐野書記長は「経営分析は難しくて取りつきにくい側面もあるが、いわば会社の健康診断のようなものである。労働組合が経営分析を行うのは組合員のためであり、万が一会社の倒産という最悪な状況になると収入がなくなってしまうため、会社が健全な状態であるかを把握することは極めて重要なことである。経営チェックと提言要求を行なうためにも労働組合の役員は財務諸表を読み解く力を身につけておくことが重要である」と説いた。
 その後、例題の企業の経営指標を元に経営分析を実際に行い、グループワークにて企業状況を評価し合った。参加者からは、「今まで理解できていなかった、IRの内容や言葉の意味について詳細な説明があったため理解できた」「会社の経営状況を把握して、会社と協調して、より良くしていく取り組みが出来ると感じた」「これからの春闘でも必要な知識になるため、この時期に学ぶことができて良かった」などの感想が述べられ、有意義な研修となった。  
 JAM甲信では年3回単組役員研修会を開催しており、2026年1月31日(土)には、より実践的な「春闘交渉の進め方」について学ぶ、第3回単組役員研修会を開催する予定となっている。また、JAM甲信では、単組のニーズに合わせた出前研修も実施しているので、活用をお願いしたい。

     
  経営分析の重要性を説く佐野書記長            講義に熱心に耳を傾ける参加者

     
  グループワークに取り組む参加者             グループワークに取り組む参加者

     
  グループワークの報告を行う参加者            参加者の皆さんで。お疲れ様でした!!

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2026年度共済推進全体会議
万一の災害に備え保障の見直しを!!

 JAM甲信は、2025年11月8日(土)、諏訪市のホテル紅やで51単組・支部の単組代表者と共済の事務担当者など、全体で103名が参加し、JAM甲信・共済推進全体会議を開催した。自家共済・提携共済ともに昨年度の活動報告と2026年度の活動方針が提案され、全会一致で承認がされた。
 第1部の全体会議でJAM甲信共済推進委員会の櫻井副推進委員長は、「近年では、自然災害の発生頻度も高まっている。中でも、大雨による浸水被害などは全国各地で発生している。自身とご家族を含めた、万一の災害への保障について見直しをして頂きたい。その上で、組合員とその家族の不安を解消し安心して生活できるようにすることを目指して、単組での一層の取り組みをお願いしたい」と挨拶した。次に佐野事務局長よりJAM共済の加入・給付の状況について説明がされた。
 第2部の分科会においては、提携共済推進委員会では、昨年度のキャンペーンの表彰を行うと共に、JAM個人医療共済の推進強化とマイカー共済の推進を中心としたキャンペーンと、単組役員の保障点検を展開して、更なる保障の充実を図っていくことが確認された。また、自家共済推進委員会においては、同じく昨年度のキャンペーンの表彰を行い、本部・JAM甲信キャンペーンの周知を行い、単組役員の加入促進をはじめとした共済活動の更なる展開を図っていくことが確認された。

     
  冒頭の挨拶を行う櫻井副推進委員長          JAM共済の加入給付を説明する佐野事務局長

     
  説明を熱心に聴く参加者(全体会議)          説明を熱心に聴く参加者(自家共済分科会)

     
  昨年度の表彰(自家共済分科会)             昨年度の表彰(提携共済分科会)

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2026年度第1回単組役員研修会
自信をもって組合活動を!!

 JAM甲信は、2025年10月4日(土)岡谷市ライフプラザマリオで、21単組40名の単組役員を集め、2026年度第1回単組役員研修会を開催した。単組役員研修会は毎年、年3回開催しており、第1回目のこの研修会では、新たに執行部になった単組役員を中心に、執行委員の心構えと賃金についての入門編を学んだ。
 午前中は小林組織部長より「組合の役割と執行委員の心構え」についての講義があり、参加者は労働組合の基礎から、労働組合の活動は憲法をはじめとして法律で保障されていることからも自信をもって活動しようということや、アンテナを広く張り、多面的な情報収集をしようなど、組合リーダーの心構えについて学んだ。午後は佐野書記長より「賃金について(入門編)」と題した講義があり、賃金制度の仕組み、賃金体系の考え方、過年度物価上昇分の考え方や個別賃金方式への移行の重要性についてなど、理解を深めた。
 その後、これからの活動に活かしたいことや、役員としてぜひ実行したいことなどについてグループワークを実施し、「組合員との対話やアンケートなどで、一人一人の意見を吸い上げて、活動に活かしていきたい」「バックデータの準備や段取りなど十分に整えて活動していきたい」「今後も研修会やセミナーに積極的に参加して、労働組合についてさらに理解を深めていき、組合役員として自信をもって活動していきたい」などの発表があった。
 また開催後のアンケートからは「執行部になったばかりで知識と経験が少ない為、知識を得られたのとグループワークで協議をする経験が出来て良い機会となった」「グループワークで他単組の活動の様子を知る事が出来て、自単組の参考になった」などの声が聴かれた。
 JAM甲信は、今年度は11月15日に「経営分析」を中心に第2回単組役員研修会を、また2026年1月31日に「春闘交渉の進め方」について第3回単組役員研修会を開催する予定となっている。積極的な参加をお願いしたい。

     
  熱心に講義に耳を傾ける参加者             単組役員の心構えを説く小林組織部長

     
  賃金制度の仕組みを説明する佐野書記長          熱心に講義に耳を傾ける参加者

     
    グループワークに取り組む参加者           グループワークに取り組む参加者

     
   グループワークの報告を行う参加者          参加者の皆さんで。お疲れ様でした!!

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JAM甲信第27回定期大会
新執行委員長に濵氏

 JAM甲信は2025年 9 月19日(金)に、長野県千曲市の上山田温泉「ホテル圓山荘」に於いて、JAM甲信第27回定期大会を開催した。本大会は、新旧役員の改選期にあたり、新執行委員長に濵章義氏(TPR労組)が就任する他、新体制が承認されるとともに運動方針を確認した。
 今年度の定期大会は11名の来賓のご臨席の下、代議員・傍聴など総勢151名が出席した。
 冒頭、杉原執行委員長は「今年 7 月の参議院議員選挙において郡山りょうJAM組織内国会議員が誕生した。これまでのご支援と共に力強く戦い抜いて頂いたことに対し感謝申し上げる。当選が終わりではない、ものづくりに携わる仲間の生活向上のため、郡山議員にはしっかり活動して頂きたい」「2025年春闘について、極めて大きな成果を上げることが出来た。粘り強く交渉を継続して頂いた単組役員の皆さまのご努力と、また職場から支え続ける組合員の皆さまの団結力の勝利だと思っている。ただ物価上昇が続いており、これまで以上に、価値を認め合う社会への取り組みを強化し、2026年度以降も粘り強い賃金交渉に取り組もう」と挨拶した。
 郡山りょう参議院議員はWebにて「 7 月の参議院議員選挙の際には、皆さまの多大なるご支援の下94,610票を頂き当選することができた。これまで 2年にわたるご支援とお力添えに心より感謝申し上げる」「一人ひとりの生産性を上げるための設備投資こそが、日本の工業を回復させる道である。そのために村田享子参議院議員との両輪で、皆さまの現場の声を国政へ届ける」と力強く語った。
 2026-2027年度の役員就任にあたり、濵新執行委員長は「私が執行委員長という大役を引き受けることが出来たのは、皆さまや自身の単組の理解、協力があってのことであり心より感謝申し上げる。構成単組の組合員の皆さまにしっかり支えて頂けるようにJAM甲信全体で盛り上げて取り組んでいきたい」と挨拶した。
 大会では、2025年度の活動報告と会計報告等が行なわれ、その後、第 1 号議案:2026-2027年度運動方針案、第 2 号議案:2026年度予算案に関する件、第 3 号議案:2026-2027年度役員改選に関する件、第 4 号議案:役員表彰に関する件が提案され、大会決議(案)、大会宣言(案)を含めて満場一致で可決、承認がされた。
 最後に濵新執行委員長の団結ガンバローで大会は閉会となった。

     
   冒頭の挨拶を行う杉原執行委員長              挨拶を行うJAM安河内会長

     
   郡山りょう参議院議員の挨拶                方針案を提案する櫻井書記長

     
   機関紙コンクールの表彰                  提案に耳を傾ける代議員

     
   質問をする代議員                表彰を受ける杉原委員長(左)櫻井書記長(右)

     
   就任の挨拶を行う濵新執行委員長              団結ガンバロー!!

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